! 安全面への注意点は大きく三つある !
1. 材料の固定
切断道具は切断する際に力がいるのと、慎重に切らなければ身の安全が保てないからなのかしっかり固定をおこなっていたが、危険度が低い切断対象には意識が向かなかった。 (切断道具の刃ばかりに意識を向けてしまう傾向があった。) もちろん切断作業に置いて第一にそこに注意を向けていなければならないが、切断される材料にもある程度目を配る必要がある。 刃に巻き込まれて勢いよく断片や破片が飛んだりして自分や周囲の人に危険を晒してしまう可能性があるだ。 作業が進んでいくにつれて工具の扱いにも慣れ、材料の固定もしっかりとするようになったが、だからこそもっと意識するべきことだった。
2. 粉塵・屑への対処(目や肺の保護)
これに関しても「1」と重なるところがある。 刃が当たってしまいそうな手・腕などには注意を向けるが、小さな粉塵・屑は軽視しがちだ。 実際、ワークショップも含めた全ての演習の時間で、私たち「切断チーム」は「防塵マスク」・「保護メガネ」をつけなかったし、レポートには記していたのにも関わらず、他班から注意されるまで気がつけなかった。(なぜか防音対策だけはした) この事からもわかるように私たちの危険に対する注意力は「刃」全て持っていかれてしまうほど不完全で、矮小なものだと分かった。
3. 安全確認・動作確認
切断作業は他のチームと比べても特に集中力を必要とする作業だ。 初めての経験となればなおさらそうなる。 加えて、「成功させたい!」とか「早くしないと!」などの思いから知らず知らずに焦ってしまうことが素人にはよくある。(←自分のこと) だがそこにはリスクしかない。 いくらパワーのある機械といえどもムリは禁物で、負荷がかかって壊れてしまう場合もある。 電源の入・切の確認、刃の動作確認、切る位置の確認など。はじめのうちはゆっくりステップを踏んでから作業帆進める必要があるだろう。
まとめ・次回へ向けての意気込み!
記録係としてチーム内の活動を客観的に見る事ができた反面、自分が作業手にまわる機会があまりなかった。主要な切断ツールは触る事ができたが、まだまだ慣れて扱えるようになったとはいえないだろう。 加えて、記録に集中してしまって、自分の目で見て手で触って、耳で音を聞いて...など。身体で覚えることを忘れてしまっていたようにも思える。 「考察」で書いた「安全面での注意点」でも外から見た意見にすぎない。自分で体験しないと発見できないこともあっただろう。
次回は積極的に道具を触り、「写真や記事に」ではなく、感覚的に、「自分の体」に記録したい!